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ars inc. Blog - アロマ多様性

アロマ多様性

カテゴリ : 
日々雑感
執筆 : 
rie_suzuki 2010-10-16 4:30
アロマテラピーって一体なんなのか。近年のアロマ多様性には、正直困惑してしまうのである。

私のアロマテラピーとの出会いは、かれこれ20年以上前の話。

私がオフィスワーカーだった頃に、有楽町西武で見つけた香りの小瓶がきっかけである。
びびっと電気が走るような衝撃性を感じたエッセンシャルオイル。香りに療法が存在するのだという新鮮な驚き。

英国人やアメリカ人に相談すると、当時セレブなビジネスマンは、お抱えのセラピストがいて、自身の健康管理の一助としているというし、代替医療、補完医療という西洋医学だけではないムーブメントがあるということに対して非常に魅力を感じえたのでした。

早速英国でのアロマ勉強の為の資金稼ぎをし、週7日働き、1年かかって足がかりを得て、英国でのアロマの勉強、スイスやオーストラリアでの自然療法の勉強。なんだかとても充実しておりましたが、帰国後の日本でのアロマ認知度の低さに愕然。1995年オウム一連の事件に連日湧いていた日本で、ヨガやアロマは怪しいものというレッテルを張られ、苦心しながら普及啓蒙に努める
毎日。当時アロマテラピーに関心を持たれる方は、一部の富裕層と感度の高い方々。

私は医療と補完医療が融合したホリスティックケア施設を当時夢見ておりました。

2000年を契機にアロマテラピーの大衆化が起った気がします。と同時に、結構いい加減でうすっぺらいアロマ業態も乱立。。。スポーツ、エステ、スパ、鍼灸、美容業界などとのコラボ、勿論医療でも
アロマが少しずつ浸透して行きました。

2009年は、日本経済衰退とともに、クオリティ重視か、価格重視かの二極分化がアロマ世界にも
浸透し、私はクオリティを重視し、精油の品質について徹底的にこだわっているのですが、世の中一般は、ダウニー、合成柔軟剤などがアロマになっていたりする。

一方アロマ用途も多様化、商業施設、公共施設に精油が使用され、教育の現場、介護、医療、従来からの美容、エネルギーワーク系、スポーツ関連。育児、クラフトワーク、アートなどにアロマが氾濫している状況。さすがに日本人というのは凄い国民なのですね。上手く取り込み、日本なりの味わいが出てしまう。アロマは多様化しているというのが現状。

アロマテラピーって何なのか。精油使用による療法というだけでは、いいいがたい多様性に、やはり原点回帰の時期なのかなと思う。そう自分らしさ。

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