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品質保証

※このページのコンテンツはパナセア・ファルマ商品の輸入元である有限会社日本エステル社様の了承を得て、転載させていただいております。

品質保証

品質保証ラベルE.O.B.B.D.(R) とは

品質保証ラベルE.O.B.B.D.(R)

品質保証ラベル
E.O.B.B.D.(R)

E.O.B.B.D.(R)とはEssential Oils Botanically and Biochemically Definedの略で、植物学的・天然物化学的に同定されたエッセンシャルオイルという意味です。
E.O.B.B.D.(R)により品質を保証されたエッセンシャルオイルのビンおよび外箱には、メディカル・ユーズに必要不可欠な5つの表示項目が記載され、内容物を正確に同定することが義務付けられています。

品質保証ラベルE.O.B.B.D.(R)を得るために実施される分析システム・品質管理は、2000年に国際規格ISO9002を取得しました。また、そのロゴデザインと名称は国際商標登録(ヨーロッパ、日本、USA)されています。

ちなみに、E.O.B.B.D.(R)のエッセンシャルオイルを日本でを販売しているのは日本エステル社だけです。
「E.O.B.B.D.認定エッセンシャルオイル」と称した製品が市場に出回っていますが、フラスコと葉っぱのマークが目印のE.O.B.B.D.(R)のロゴと、下記5つの表示項目がビンまたは外箱に表記されていないエッセンシャルオイルは偽物ですのでご注意ください。

安全で効果的なアロマテラピーに必要不可欠なエッセンシャルオイルの5つの表示項目

  1. 国際植物命名規約に則った二名法による植物学名の表示
  2. 原料植物の産地の表示
  3. 原料植物の生育条件の表示
  4. 原料植物の蒸留される部位(SD)とその生育段階(DO)の表示
  5. エッセンシャルオイルの作用特性を形成する主な天然特性成分(BS)とその含有率の表示
  6. ロット番号表記によるトレーサビリティ

1. 国際植物命名規約に則った二名法による植物学名の表示

何のエッセンシャルオイルがボトリングされているのかを正確に知るためには、国際植物命名規約に則った二名法(属名と種小名の列記)によるラテン語表記の学名が記載されていなければなりません。

例)
Eucalyptus
属名
radiata
種小名

同じ属の植物でも、種、変種、亜種の違いによって、成分が異なります。
例えば、通常「ユーカリ」と呼ばれている植物は、実際には600以上もの種の違いがあり、そのうちアロマテラピーのエッセンシャルオイルとして用いられるのはごく限られた種です。
ユーカリ・シトリオドラ Eucalyptus citriodora、ユーカリ・グローブルス Eucalyptus globulus、ユーカリ・ラジアタ Eucalyptus radiataといった代表的な3種のユーカリを例に挙げてみても、それぞれ香りも成分構成も異なり、したがって作用特性も違います。

ユーカリ・シトリオドラ
Eucalyptus citriodora
天然特性成分:
シトロネラール、イソプレゴール、シトロネロール
主な作用特性
抗炎症作用に優れ、膀胱炎など泌尿器系の感染症、筋肉や関節の炎症に適応
ユーカリ・グローブルス
Eucalyptus globulus
天然特性成分:
1,8-シネオール、α-ピネン、グロブロール
主な作用特性:
気管支肺のうっ滞やうっ血を改善し、痰を切るなど主に下気道の炎症を鎮める作用
ユーカリ・ラジアタ
Eucalyptus radiata
天然特性成分:
1,8-シネオール、リモネン、α-テルピネオール、
主な作用特性:
鼻炎や副鼻腔炎など主に上気道(耳鼻咽喉)の炎症を鎮める作用

「ユーカリ」あるいは「ユーカリ属」「Eucalyptus」とだけラベルに表示され、それ以上の詳しい情報を提示していないエッセンシャルオイルは、一つ一つのエッセンシャルオイルの成分構成を考慮して行われるアロマテラピーには不適当です。
※ユーカリ・シトリオドラはCorymbia citriodoraと表記される場合もあります。


2. 原料植物の産地の表示

植物学的に見て同じ植物でも、つまり学名が同じであっても、産地によって成分が異なる場合があります。
例えばローズマリー Rosmarinus officinalisの場合、フランスのプロヴァンス地方、コルシカ、そして北アフリカが主な産地ですが、成分構成は産地によって異なり、したがって香りや作用特性に違いがあります。

ローズマリー・カンファー
Rosmarinus officinalis SB camphre
天然特性成分:
カンファーなど
産地:
プロヴァンス地方など
香り:
カンファー(樟脳)の香りが強い
主な作用特性:
弱った心臓の働きを助けたり、こむらがえりや肩凝りなど筋肉のこわばり、緊張をほぐす作用
適した使用法:
皮膚塗布
ローズマリー・ベルベノン
Rosmarinus officinalis SB acétate de bornyle, verbénone
天然特性成分
ボルニル・アセテート, ベルベノンなど
産地:
コルシカなど
香り:
ローズマリー・カンファーより柔らか味のある松脂を思わせる香り
主な作用特性:
胆汁の分泌と排出を促し、肝臓の働きを良くする作用
適した使用法:
飲用
ローズマリー・シネオール
Rosmarinus officinalis SB 1,8-cinéole
主成分:
1,8-シネオールなど
産地:
北アフリカなど
香り:
染みとおるようなさわやかな香り
主な作用特性:
耳鼻咽喉や気管支肺の炎症を鎮める作用。血液循環を促す作用
適した使用法:
飲用、皮膚塗布、芳香浴

「ローズマリーは肝臓にいい」とよく言われますが、それはコルシカ産のローズマリー・ベルベノン Rosmarinus officinalis SB acétate de bornyle, verbénoneと北アフリカ産のローズマリー・シネオール Rosmarinus officinalis SB 1,8-cinéoleに当てはまるものです。カンファーを多く含むプロヴァンス地方産のローズマリー・カンファー Rosmarinus officinalis SB camphreは内服すれば肝臓に毒になります。カンファー(樟脳)の香りが強いので、もちろん芳香浴にも適していません。


3. 原料植物の生育条件の表示と残留農薬検査合格“Pesticide Free”

抽出に用いられた植物の生育条件を表示しています。

  • 野生 Sauvage:まったく人の手がかかっていない自生している植物。
  • 準野生 Semi sauvage:野生株を農園に移植して生育したもの。
  • オーガニック栽培 Culture biologique:2〜3年以上、無農薬・無化学肥料で経過した土壌で、無農薬(ただし、使用が認められている天然物系農薬もある)・無化学肥料で栽培されたもの。オーガニック認証団体の認証を取得している。
  • 合理的栽培 Culture raisonnée:化学合成農薬と化学肥料の使用を極力控えた減農薬、減化学肥料栽培のもの。公的な認証を取得している。
  • 栽培 Culture:通常の栽培。オーガニックあるいは合理的栽培をしているが、経済的負担の重さ等の理由から公的な認証を取得していないものも含む。
残留農薬検査について

ヨーロッパ薬局方で定められた規格に則り、有機塩素系、有機リン系、合成ピレスロイド系、ジチオカーバメート系の残留農薬検査をロット毎に行っています。 エッセンシャルオイルは、芳香植物から蒸留という濃縮過程を経て抽出されるものです。1kgのエッセンシャルオイルを得るためには、ラベンダーなら100kg、バジルなら250kg、タイムなら500kgの植物が必要です。 芳香植物の芳香成分が数百倍の濃度で濃縮されたエッセンシャルオイルに、有機塩素系や有機リン系、ジチオカーバメート系といった毒性の高い農薬が残留している危険性が指摘されています。 オーガニック栽培の植物は農薬を使っていないと思われがちですが、厳密には「無農薬」とは言えません。「オーガニック栽培」でも、病害虫の防除に使用が認められている農薬があるからです。 さらに、例えばフランスのオーガニック栽培エコセールECOCERTの認定を得るための条件として、土壌検査や収穫された植物の残留農薬検査が義務づけられているわけではありません。今日においては、栽培自体に農薬が使われていなくても、大気、河川水、土壌といった植物を取り囲む環境汚染の影響を受ける可能性もあります。 オーガニック栽培や野生の植物から蒸留されたエッセンシャルオイルといえども、農薬汚染の危険から免れていることにはなりません。ですから、安全性を確認する上では、最終製品であるエッセンシャルオイルの残留農薬検査を行うことが、最も確実な方法となります。


4. 採取時の植物の生育段階(SD)と蒸留部位(OD)の表示

例えば蒸留される植物が全草の場合、開花時か、それとも種子が付いている時期かなど、採取時の生育段階によってエッセンシャルオイルの成分は異なります。
ディルAnethum graveolensの場合、抽出部位が「種子付き全草」であればカルボンの含有率が高くなり、肝臓に対する毒性を有しますが、「花と実を付けた時期の全草」は、フェランドレンやリモネンが豊富に含まれるため、肝臓に悪いどころか逆に肝臓の働きを良くする作用があります。

また、同じ植物でも、葉、花、果皮など、蒸留あるいは圧搾される部位によってもエッセンシャルオイルの成分は異なります。
例えば、オレンジの木Citrus aurantium L. var. amaraの場合、「葉」「花」「果皮」からそれぞれ成分の異なったエッセンシャルオイルが抽出されます。

ビターオレンジ・リーブス(プチグレン)
Citrus aurantium L. var. amara SD/OD feuilles
蒸留・圧搾部位(抽出方法):
葉(水蒸気蒸留法)
天然特性成分:
リナリル・アセテート、リナロール、ゲラニオール、ネロール
適した使用法:
飲用、皮膚塗布、芳香浴
ネロリ
Citrus aurantium L. var. amara SD/OD fleurs
蒸留・圧搾部位(抽出方法):
花(水蒸気蒸留法)
天然特性成分:
リナロール、リモネン、α-テルピネオール
適した使用法:
皮膚塗布、芳香浴
ビターオレンジ
Citrus aurantium L. var. amara SD/OE:zeste
蒸留・圧搾部位(抽出方法):
果皮(圧搾法)
天然特性成分:
リモネン、β-ミルセン
適した使用法:
飲用、芳香浴

生育段階はSD(le Stade de Développement )、水蒸気蒸留された部位はOD (l’Organe Distillé)、柑橘類の果皮など圧搾された部位はOE( l’Organe Expressé)と表示されます。


5. エッセンシャルオイルの作用特性を形成する主な天然特性成分(SB)とその含有率の表示

1,8-シネオール45%、α-ピネン24%など、エッセンシャルオイルの作用特性を形成している主な天然特性成分(天然有機化合物成分)とその含有率を表示しています。

工業製品ではない天然の産物であるエッセンシャルオイルは、同じ種類の植物であっても産地や採取時期だけでなく、ロットが変わっただけでも、成分や成分組成が大きく異なる場合があります。
一つ一つのエッセンシャルオイルの特性を正確に把握することではじめて成り立つアロマテラピーにとって、ロット毎の特性を示す天然特性成分とその含有率の表示は、極めて重要な情報源です。

ところで、エッセンシャルオイルの作用特性を形成している成分は、必ずしも含有率の高い成分とは限りません。
例えば、クラリセージ Salvia sclareaの成分の一つであるスクラレオールは2%にも満たない含有率ですが、微量でもエストロゲン様作用に優れています。したがって、女性のためのエッセンシャルオイルとして知られているクラリセージの天然特性成分として表示されます。

天然特性成分はSB (la Spécificité Biochimique)と表示されます。


6. ロット番号表記によるトレーサビリティ

エッセンシャルオイルのトレーサビリティとは、蒸留から各種品質検査、ボトリング、ラベリング、出荷、そして最終の消費段階まで、すべての流通履歴がロット番号によって追跡可能であることを意味します。天然物であるエッセンシャルオイルは、原料が同じ種類の植物であっても蒸留ごとに微妙に成分組成が変わります。よって、蒸留ごとに製造番号つまりロット番号を割り振り、トレーサビリティを明確にする必要があります

官能試験について

エッセンシャルオイルは、その含有成分がもつさまざまな作用特性によって私たちの肉体面の健康維持に役立つばかりでなく、その香りが心や感情にも良い作用を及ぼし、精神面でのトラブルの解消に役立つことも知られています。
そして、エッセンシャルオイルの香りは、エッセンシャルオイルの品質によって決まります。
鼻の嗅覚受容体が芳香分子によって刺激を受けると、神経末端が神経伝達信号を出し、これが嗅覚神経に伝わって脳に届き、香りは知覚されます。そして、この香りの知覚が、思考や感情、気分といった私たちの精神活動に影響を与えることが、さまざまな実験を通して明らかになっています。
香りが私たちの精神感覚面に及ぼすインパクトの強さから言っても、その香りの質がエッセンシャルオイルの品質を評価するための重要な基準とならなければなりません。

原料植物の選択、蒸留の技術、保管の方法といった、製造工程全てのファクターの質がエッセンシャルオイルの香りに反映されます。
『オーガニック栽培のエッセンシャルオイル=残留農薬ゼロ』という公式が成り立たないのと同様に、『オーガニック栽培のエッセンシャルオイル=アロマテラピー用の高品質エッセンシャルオイル』という公式も成り立ちません。なぜなら、オーガニックとはあくまでエッセンシャルオイルの原料である植物の栽培方法であり、エッセンシャルオイルそれ自体の品質を左右する決定的なファクターではないからです。
エッセンシャルオイルの製造工程において、最も重要な過程は蒸留であり、蒸留方法とその技術によって品質の良し悪しが決定します。

物性試験と化学分析(GC/MS)の結果、数値的にまったく問題のないエッセンシャルオイルであっても、官能試験で香りが良くないと判断されたものはアロマテラピー用のエッセンシャルオイルとしては失格で、したがってE.O.B.B.D.®認証のエッセンシャルオイルとはなりません。

E.O.B.B.D.®認証のエッセンシャルオイルはすべて、「nez(鼻)」の称号をもつプロの芳香鑑定士フィリップ・メユビオ自身による官能試験に合格したものです。成分バランス と香り、エッセンシャルオイルの肉体と魂とも言える二大要素が完璧なレベルに達したものだけE.O.B.B.D.®認証としてユーザーにお届け致します。

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